日本人の主食は米食とされていますが、2025年の現代では日本国内ではお米の高騰が続いています。
日本の農水省は、「米は不足していない」との見解を示しているものの、お米5kgあたりの価格は中々下がらない状況が続いています。
政府が保管する備蓄米(有事の時に放出する食料としてのお米)がお店に並び始めているようですが、美味しいお米はどこで食べられるのでしょうか?
そんな中、日本のお米「ジャポニカ米」をおししく食べられるスポットを特集していこうと思います。
お米生産量 ランキング 日本で美味しいお米が生産されている生産地は?
日本では、全国各地で様々な品種のジャポニカ米が生産されています。
農林水産省「作物統計調査(確定値)」(令和6年2月29日)によると、
1位 新潟県 591,700トン
2位 北海道 540,200トン
3位 秋田県 458,200トン
4位 山形県 359,300トン
5位 宮城県 344,700トン
お米の絶対王者「魚沼産コシヒカリ」を有す生産量第1位、新潟県
新潟県は、全国第1位の生産量を誇る米所です。
県内で生産される魚沼産コシヒカリは、お米ブランドの代表格と言えるでしょう。新潟県は、そのほかにも2017年に新たに誕生した新品種「新之助」やコシヒカリの遺伝子を引き継いだ「こしいぶき」など数多くの品種を有しています。
魚沼産コシヒカリは、日本穀物検定協会による米の食味ランキングでは、5段階評価になった平成元年産から最高評価の「特A」を最も多く獲得しており最高品質のお米と言っても過言ではありません。
新潟県のホテルや旅館はどこで食べてもご飯がうまい!
新潟県内の旅館やホテルでとまるとお米が本当に美味しいです。
朝食は、パンも美味しいですがお米を食べてもらいたいですね。
私としては、のどぐろの一夜干しとご飯が最高ですね。
越後味噌のお味噌汁もたまりませんね!
品種改良により寒さに強く美味しくなった北海道のお米が僅差で2位
生産量で2位につける米所は、北海道です。
1988年、厳しい自然環境で「不毛の大地」ともいわれる北海道で、「コシヒカリ」の美味しさを継承しつつ北海道でも育てられるように改良された品種が「きらら397」です。その後も2001年に「ななつぼし」、2003年に「ふっくりんこ」、2008年に「ゆめぴりか」と誰もが聞き覚えのあるブランド米が誕生していきました。
2024年には14年連続で北海道米も「特A」評価を獲得し最高品質のお米の産地へと昇り詰めいています。
物産展の雄!うまい北海道はお米もおかずも絶品
北海道に泊まったら、朝は朝食バイキングでしょうか?
ご飯に合と北海道の海鮮と共にいただきます。
熱々のホタテのバター焼きや、ジンギスカン、シャケのちゃんちゃん焼きなどご飯を口にかき込みたくなるおかずが大渋滞でどれから食べるか目移りしてしまいますね。
秋田の県名を背負い愛される「あきたこまち」の里!秋田県が堂々の3位
1984年、寒冷な気候の秋田県で栽培できるコシヒカリタイプの良食味米をコンセプトに開発された品種が「あきたこまち」です。ツヤツヤと輝く透明感があり、香りに優れ、安定した品質が魅力の品種です。
こちらも「特A」評価を幾度となく選定されているおいしさです。炊きたてはもちろん、冷めても美味しく、お弁当やおにぎりなどにもおすすめとのこと。
秋田では、このほかにも、「ひとめぼれ」「サキホコレ」「つぶぞろい」「ゆめおばこ」「めんこいな」「秋のきらめき」「淡雪こまち」などのブランド米を生産しています。
秋田こまちに合わせるおかずは?
秋田といえばいぶりがっこでしょうか?
さっぱりした味の秋田こまちは、お刺身やお漬物などシンプルなお料理にもよく合います。
秋田のいぶりがっこも燻製の香りが食をそそり美味しくいたがけます。
お米の種類や特徴を網羅!お米マイスターというお米のプロ資格も存在
「お米マイスター」は、一般財団法人日本米穀商連合会(日米連)が主宰するお米のプロ資格です。
資格保持者は、お米に関する幅広い知識を持ち、米の特性(品種特性、精米特性)、ブレンド特性、炊飯特性を見極めることができ、その米の特長を最大限に活かした「商品づくり」を行い、その米の良さを消費者との対話を通じて伝えることができる者と定められています。
米穀小売業に5年以上従事していることなど、資格取得には厳しい審査があります。
美味しいお米を楽しめるお店
日本で美味しい「お米」を楽しめるお店をご紹介します。
お米屋さんが運営する、米が主役のステーキ店「コメトステーキ」
もと米屋さんが運営する、二郎系ステーキ店、それが「コメトステーキ」です。
お米を食べなきゃもったいない。そう思わせる、ツヤツヤで美しいお米は絶品です。

お寿司のシャリはササニシキ!今は、幻のお米とも呼ばれる品種で握るお寿司「すし哲 本店」
寿司職人がこよなく愛するお米が「ササニシキ」です。
和食に合うさっぱりした味わいが特徴の「ササニシキ」は酢飯になった時の程よい粘りと旨みを発揮するといいます。
「ササニシキ」を作り出した宮城県では、復権を目指してブランドを強化しています。
宮城県産ササニシキが味わえるお寿司の名店です。

お米農家が営む民宿で美味しい釜炊き魚沼産コシヒカリをいただく「釜炊きの宿 萬代(BANDAI)」
新潟県の農家さんが営む農家民宿「釜炊きの宿 萬代(BANDAI)」で美味しい魚沼産コシヒカリをいただくという旅のプランはいかがでしょうか?

言わすと知れたおにぎりの名店「ぼんご」
日本のおにぎりで国内外で有名なお店が「ぼんご」です。
新潟県岩舟産コシヒカリを使用した、美味しいおにぎりを食べることができます。

日本観光のお土産に最適!様々なブランド米が楽しめるパックご飯
日本のお米は、日本食と食べると美味しいと思います。もちろん海外のお米も美味しいです。サフランライスで食べるカレーとか最高ですね。
様々な自然環境や標高の高い場所でも簡単に美味しいご飯が食べられる商品がパックご飯です!
電子レンジでの簡単調理はもちろん、湯煎でも調理できるので、災害時の備蓄食やアウトドアにもいいと思います。
現在では、様々な品種を使ったパックご飯が開発されており、日本観光のお土産にしてお米の食べ比べに最適です。